病棟のご案内
一般病棟・地域包括ケア病棟

一般病棟では内科疾患の急性期治療を行っています。近隣の急性期病院とも連携をとり支援病院としての役割も担っています。また地域や介護施設の患者様、在宅での介護が困難となり一時的に入院するレスパイト入院も随時お受けしています。
地域包括ケア病棟は、急性期での治療を経過し、病状が安定した患者様に対して在宅や介護施設での生活を行えるための支援や治療を行う病棟です。入院期間を通じて地域や関連施設との連携を大切にし、在宅への「架け橋」の役割を果たすことを意識しています。
- 病床数
- 54床(うち地域包括ケア病床22床)
回復期リハビリテーション病棟

チームで関わる、質の高いサービス提供を目指します。
当院は日本リハビリテーション医学会認定研修施設であり、この病棟にはリハビリテーション専門医が常勤しています。脳梗塞等脳血管疾患、大腿骨骨折術後等整形外科疾患およびさまざまな病気由来の廃用症候群に対して、疾患ごとに定められた期間、集中的にリハビリテーションを行う専門病棟であり、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、介護士、社会福祉士、管理栄養士が共同して一貫したサービスを提供しています。
常に患者様ご本人、ご家族様の意見を収集して、リハビリテーション実施計画書を多職種共同して作成、柔軟な対応を行っています。
特徴

専門リハビリ職員による一対一の関わりを提供:リハビリ職員は理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の3職種に分かれ、それぞれの専門性を活かして関わっています。身体の状況を確認し、問題点や目標を明確にした後、一対一での集中的なリハビリテーションを提供します。

365日リハビリ職員によるリハビリを提供:病棟では、1日も早い在宅での生活に向け、年中無休体制にて、集中的なリハビリテーションを提供します。

入院から退院、退院後の生活を視野に入れた支援:退院に向けた打ち合わせを入棟・中間・退院時に行います。特に退院時には在宅サービス担当者も加え、無理なく生活を送れるよう調整します。相談員が対応しますので安心してご質問ください。
入棟対象となる患者様と期間
- 脳血管疾患、脊髄損傷等:入棟後 150日
- 高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頸髄損傷及び頭部外傷を含む多発外傷:入棟後 180日
- 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節または膝関節の骨折または手術後:入棟後 90日
- 外科手術または肺炎等の治療時の安静により生じた廃用症候群を有しており、手術後または発症後:入棟後 90日
- 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節または膝関節の神経・筋・靭帯損傷後:入棟後 60日
- 回復期リハビリ病棟入棟後、早期に回復をされた方で退院の準備が整った方は、上記入棟期間より早くに退院できる場合もあります。
- 回復期リハビリ病棟での入院可能日数を他院などで消費されている場合は、当院での入院可能日数が減ることがあります。
- 病床数
- 46床
医療療養病棟
急性期の治療を終えた後も引き続き長期的な治療を必要とされる患者様のための病棟です。点滴治療、褥瘡処置、呼吸管理などに重点をおいた治療を行います。長期的な療養が必要な方々に適した環境を整え、患者様が安心して過ごせるよう、ご家族との連携も大切にし、安心してお任せいただける環境づくりに努めています。
- 病床数
- 48床
介護医療院
長期的な療養が必要な要介護者に対して医療ケアや介護サポート、生活支援を行う介護保険施設です。日常生活の身体介助や生活支援はもちろん、医学管理やターミナルケアなどの長期療養にも対応しています。また、季節の行事や地域に開かれた交流施設として毎月「認知症カフェぬくぬく」を開催しており、ご家族の方にも楽しいひと時を過ごしていただけるようにしています。病棟見学も随時受け付けています。
- 病床数
- 42床
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